【オフホワイト】ジル サンダー 2020年春夏コレクション – ミニマルとクラフト、対比から見る新の魅力

オフホワイト

ジル サンダー(JIL SANDER)の2020年春夏ウィメンズコレクションが2019年9月18日(水)にイタリアミラノで発表された

正反対のものから生まれる新しいハーモニー

ジル サンダー 2020年春夏コレクション - ミニマルとクラフト、対比から見る新の魅力|写真8

ジル サンダーのクリーンでノーブルなクリエーションの中に、今季は、正反対のものを組み合わせたかっちりとしたテーラードジャケットに、流れるラインのフェミニンなドレスをあわせる試みは今季のキースタイルのひとつとなっているフォーマル定番のネイビーやグレーの厳格な印象は、サイケデリックなパターンで中和されている

ジル サンダー 2020年春夏コレクション - ミニマルとクラフト、対比から見る新の魅力|写真10

序盤に登場した極めてミニマルなアウターやボトムスは、ランウェイが進むごとにクラフトに溢れた表現を伴いだすシャツは、とろけるように滑らかなシルクのロングドレスとなり、直線が重なる複雑なパターンで構成される柔らかな光沢をもつリネンや躍動的なプリーツは、素材の遊びで個性的な魅力を放ちだした

ジル サンダー 2020年春夏コレクション - ミニマルとクラフト、対比から見る新の魅力|写真34

後半になると、まるでアートのような装飾が追加されていったオフホワイト ャツ コピーその中で、まずひとつ例を挙げるならダイナミックなラフィアの遊びだ都会的なセットアップに加えられた、正反対ともいえる野性的なラフィアは、フリンジのように胸元や首元にあしらわれ、その素材の軽やかさから自由な動きを見せているさっきまで“女性らしい”シルエットを築いていたロングドレスでさえ全く違うテイストとなった

ジル サンダー 2020年春夏コレクション - ミニマルとクラフト、対比から見る新の魅力|写真44

また、自然の風景を描くドローイングプリントや精緻な刺繍、クロシェレースの組み合わせも、洗練されたミニマリズムと重なり合い、穏やかな表情を浮かべている終盤に登場した古典的なレースの装飾は、最初に見たセットアップと基本軸は同じなのに、荘厳な雰囲気も繊細な雰囲気も抱合していて、多様性に溢れているオフホワイト スーパーコピー

ジル サンダー 2020年春夏コレクション - ミニマルとクラフト、対比から見る新の魅力|写真24

ジル サンダーのシグネチャーであるボックスバッグは、レザーやスエードの素材を用い、大小様々なサイズで展開しているクラッチバッグには丸い持ち手を施すことでオブジェのような雰囲気を醸し出したそして夏らしいバスケットバッグは、六角形に裁断されたオフホワイトのレザーがパッチワークで配されており、クラッチバッグと同じくクラフト感を垣間見るアイテムとなっている